道頓堀年表

道頓堀年表

江戸時代
1600年代
1612年(慶長17)
成安道頓らが南堀河(道頓堀)の開削着工。
1614年(慶長19)
大坂冬の陣(11~12月)
1615年(慶長20/元和元)
大坂夏の陣(5月)で道頓、戦死。松平忠明、南堀河の開発の継続を指示。(9月)
1619年(元和5)
安井九兵衛、大坂三郷南組惣年寄となる。
1626年(寛永3)
この頃、芝居小屋が道頓堀に移転、芝居町として賑わい始める。
1661年(寛文元)
中座落成。名代は塩屋久郎右衛門。
1669年(寛文9)
角座が官許の櫓を揚げる、名代は大坂太左衛門。
1672年(寛文12)
歌舞伎座の楽器として三味線の使用を正式に許可。
1693年(元禄6)
道頓堀に芝居茶屋できる。(11月)
1700年代
1703年(元録16)
竹本采女が豊竹若太夫を名乗り豊竹座創立。
1727年(宝暦8)
茶屋の2階建てが許可になる。角座が回り舞台のしかけで評判 をとる。
1800年代
1826年(文政9)
シーボルト一行、角座で芝居見物。
1868年(慶応4)
鳥羽伏見の戦で芝居小屋も一時興行中止。
明治時代
1872年(明治5)
人形浄瑠璃常打ち小屋、松島文楽座が文楽軒により千代崎橋の裾に建てられる。
1876年(明治9)
1月8日、2月20日、4月と3度の火災により各座焼失。
豊竹若太夫の芝居は阪恵座、筑後の芝居は戎座、竹田の芝居は弁天座として、それぞれ開場。
1884年(明治17)
角座が改築落成披露。
1887年(明治20)
戎座を浪花座と改める。
1892年(明治25)
川上音二郎一座、浪花座で公演。
角座の「五代目尾上菊五郎」対浪花座の「初代市川左團次」の対抗。見物人も両派に分かれて大騒ぎとなる。
1897年(明治30)
角座と弁天座で活動写真公開。
1899年(明治32)
女優のはしり、川上貞奴、中座に出演。
1900年代
1904年(明治37)
浪花座焼失。中座で日露戦争の実写上映がされる。
山中定次郎、米国エジソン社よりフィルム購入。
1911年(明治44)
朝日座、道頓堀で一番早く映画館に転向。
白井松次郎、ハムレットを角座で上演。
大正時代
1913年(大正2)
カフェ・パウリスク、キャバレー・パノン誕生。
1915年(大正4)
角座、平土間から客席を椅子式にする。
1917年(大正6)
弁天座にて沢田正二郎新国劇が興行。
1919年(大正8)
弁天座で新声劇が旗揚げ。
1925年(大正14)
鉄筋コンクリート橋・戎橋が完成。
昭和時代
1928年(昭和3)
松竹座が「赤い灯青い灯・・・」の「道頓堀行進曲」上演。
角座で松竹家庭劇の旗揚げ。(十吾、渋谷天外、曾我廼家三郎、一郎など)
1935年(昭和10)
戎橋に初代グリコネオン塔が灯る。
1937年(昭和12)
御堂筋(阪急梅田駅~南海難波駅)が完成し、道頓堀橋架かる。(5月)
1944年(昭和19)
大劇場閉鎖で道頓堀の灯は消えたようになる。
1945年(昭和20)
道頓堀の各座が空襲により焼失するが、松竹座だけは戦禍を免れる。
1946年(昭和21)
相合橋にバラックが建つ。浪花座が復興。
1947年(昭和22)
角座が復興。
1948年(昭和23)
中座が復興し開場。
1949年(昭和24)
道頓堀にキャバレー復活。
1956年(昭和31)
弁天座の跡、道頓堀文楽座として新装開場。
1958年(昭和33)
演芸の角座開場。
1963年(昭和38)
道頓堀文楽座が朝日座と改称。
1967年(昭和42)
かき船、立ち退き交渉妥結 道頓堀改修工事完成。12月)
1974年(昭和49)
藤山寛美芸術選奨文部大臣賞受賞。(3月)
1978年(昭和53)
道頓堀ガーデンロード、全線完成。(10月)
1979年(昭和54)
歌舞伎の船乗り込みが55年振りに復活。
道頓堀に浄化用噴水・エアレーション装置が完成。(6月)
1983年(昭和58)
相合橋の新装完成。(9月)
1984年(昭和59)
角座、朝日座が閉館。
1985年(昭和60)
阪神タイガースが日本一に。道頓堀に飛び込む人が出る。
1986年(昭和61)
中座新装開場。角座ビル竣工。
1987年(昭和62)
浪花座1(洋画)が浪花座と改称、演芸場として再開場。
1988年(昭和63)
中座で7年ぶりに初春歌舞伎。
平成時代
1989年(平成元)
中座で二代目中村鴈治郎七回忌追善三月大歌舞伎。
1990年(平成2)
藤山寛美没す 。(5月21日)中座にて劇団葬「さよなら寛美」を実施。
1991年(平成3)
中座で三代目中村鴈治郎襲名披露。
中座で新生松竹新喜劇旗揚げ。
1992年(平成4)
中座で三代目渋谷天外襲名披露公演。(5月)
1994年(平成6)
松竹座映画封切館の歴史に幕を閉じる。(5月)
1995年(平成7)
中座で中村鴈治郎が「曽根崎心中」上演千回達成。
中座でミヤコ蝶々二十年連続公演を達成。
1997年(平成9)
松竹座新築開場 記念式典、全歌舞伎俳優古式顔寄せ。(2月)
1998年(平成10)
松竹座十五代目片岡仁左衛門襲名披露。(4、5月)
1999年(平成11)
消防署上に道頓堀資料コーナー開設。(1月)
2000年代
2002年(平成14)
中座から失火・焼失。法善寺横丁も類焼に及ぶ。
2003年(平成15)
「道頓堀川祝祭提灯」を掲出。(7月)
2004年(平成16)
B1角座開場。
2005年(平成17)
とんぼりリバーウォークが戎橋から太左衛門橋まで開通。
阪神タイガース優勝、道頓堀に人出多く、被害を受ける。(9月29日)
松竹座で四代目坂田藤十郎襲名披露。(11月)
2006年(平成18)
道頓堀商店街道路に照明灯の新設工事完成。(5月)
防犯カメラを設置。
ミナミ五座文化再生フォーラムが発足。(10月)
大阪ミナミ映画祭、角座、精華小劇場で開催。(10月)
第1回「街づくり拡大構想委員会」で商店会の方向を考える。(11月)
「トンボリ リバースペース イリュージョン 2006」を開催。(12月)
2007年(平成19)
「街づくり拡大構想委員会」で「道頓堀街づくり基本構想策定事業報告書」がまとまる。(3月)
新会費基準(基本会費一律5000円・規模別会費ビル間口1㍍当たり2000円))適用開始。(10月~)
新戎橋が完成、「平成の渡り初め」記念式典で祝う。(11月)
2008年(平成20)
新ホームページ運用開始。(4月1日)
2009年(平成21)
中座くいだおれビルオープン(7月)
道頓堀・ミナミ一帯が放置自転車禁止区域に。(10月1日~)
オーナー部会立ち上げに向けた懇親会が開催される。(11月)
2010年(平成22)
上海万博で「道頓堀デー」を開催。(6月1日から1週間)
いっとこミナミ夏祭り「道頓堀川祝祭提灯」が800灯に。(7月7日~8月15日)
道頓堀祭り「盆踊り大会」をとんぼりウォーク両岸で開催。(8月13日)
「水都にぎわい創出プロジェクト2010」をとんぼりリバーウォークで開催。(10月1~3日)
2011年(平成23)
東日本大震災の救援金として、2,070,071円を送る。(4月)
「道頓堀川祝祭提灯」を「道頓堀川万灯祭」として開催。(7月13日~8月24日)
イオン株式会社と提携(9月)、「道頓堀WAON」が誕生。(11月)
「道頓堀花マダン祭」開催。(10月13~18日)
2012年(平成24)
関西大学が大正末期の道頓堀をCGで再現。(1月)
第27代桜のプリンセス、ドイツより来訪。(3月24日)
道頓堀Web-TVがお披露目。(11月)
2013年(平成25)
道頓堀プールサイドアベニュー設立準備株式会社を設立。(4月)
「Forever21」が道頓堀にオープン。(4月20日)
角座広場(DAIHATSU MOVE 道頓堀角座)がオープン。(7月28日)
2014年(平成26)
「大阪市客引き行為等の適正化に関する条例(客引き条例)」一部施行。(6月1日)
「安井道頓・道卜紀功碑」修復除幕式が開催される。(7月12日)
ミナミ一帯が客引き禁止区域に指定、客引き条例全部施行。(10月27日)
「大阪ミナミ400年祭」のロゴマークが決定、シンポジウム開催。(11月15日)
2015年(平成27)
英中韓に翻訳、スマホ・Facebookに対応した外国人も楽しめる新ホームページ開始。(3月)
「道頓堀ビル健全化委員会」の立ち上げ集会を開催。(3月12日)
放置自転車追放に向け「道頓堀オープンカフェ」社会実験を行う。(7月8~12日)
道頓堀川開削400年記念「大阪ミナミ400年祭」本祭を開催。(7月11・12日)
特別委員会「道頓堀500」の第1回目の勉強会・意見交換会を開催。(7月17日)
「道頓堀盆おどりインターナショナル2015」がギネス世界記録2025人を達成する。(8月16日)
2016年(平成28)
インバウンド観光客用「Osaka Free Wi-Fi」アンテナを設置する。(2月)
4ページに拡大して、会報「とんぼりニュース」をリニューアル発行。(6月28日)
「道頓堀川万灯祭2016」の献灯代金から125万5千円を熊本地震の被災地に寄付。(7月26日)
「道頓堀500」の報告書ができる。(9月)
ミナミの芸能の粋を集めて「道頓堀川面舞台」を開催。(10月22日)
高島屋前で「なんばひろば改造計画」社会実験を行う。(11月11~13日)
第1回店長会を開催。(12月8日)
2017年(平成29)
御堂筋が完成80周年を迎える。(5月11日)
通常総会で役員改選、新会長に上山勝也氏が選ばれる。(5月24日)
道頓堀川万灯祭に「大阪万博2025」の提灯が灯る。(7月1日~8月31日)
「道頓堀盆おどりインターナショナル2017」でカラオケ大会を開催する。(8月12日)
JTB西日本と「エリアマネジメント分野の連携に関する協定」を締結。(10月26日)
店長会メンバーの親睦ボウリング大会を行う。(11月16日)
ケルケンツェスBIE事務局次長が道頓堀を事前視察。(12月7日)
2018年(平成30)
BIE事務局視察団が来阪、ミナミの商店会役員らと昼食会、夜には道頓堀を訪れた一行を熱烈歓迎した。(3月8日)
フードミュージカル「GOTTA」の公演を開始。(6月1日)
エンタメ情報発信と交流の拠点「TONBORI BASE Café&Info」がオープン。(6月1日)
「大阪万博2025」PRオブジェ・げん骨の鉄彫刻が戎橋に登場。(7月14日)
千日前通~道頓堀で御堂筋の歩道・自転車道を広げる社会実験を実施する。(10月9日~22日)
「大阪万博2025」が決定、道頓堀で祝賀イベントを開催。(11月23~24日)
令和時代
2019年(平成31/令和1)
警備体制を一新、警備員がウエアラブルカメラを装着する。(1月から)
新年互例会で未来イメージ「道頓堀2020⇒2030」を発表する。(1月25日)
戎橋入り口に「大阪・関西万博2025」PR・げん骨オブジェを設置。(7月1日~)
店長会で路上のごみ出し用ネットの配布を決定、8月から実施する。
役員会終了後、役員総出ではみだし看板の取り締まり活動を実施する。(8月21日)
「道頓堀ナイトカルチャー創造協議会(DNC)」を設立。(11月12日)
2020年(令和2)
中国で新型コロナ感染が拡大、「がんばれ武漢」のフラッグ広告を掲出。(2月7日~)
DNCが未来型観光開発の一環で「とんぼりアプリ」の社会実験をする。
大阪にもコロナ感染が拡大、第1回目の緊急事態宣言が発出される。(4月7日)
「がんばれミナミ・大阪」のフラッグ広告を掲出する。(4月15日~)
各店アイデアを出し、「負けへんで!」「やったるで!」ポスターを掲出。(4~5月)
会員参加の通常総会を中止し、書面決議による総会を開催。(6月24日)
道頓堀川万灯祭がネット募集、「がんばれミナミ」などエール提灯が集まる。(7月1日~)
「ストリートカフェ」「エンタメストリート」を開催する。(7月1日~11月30日)
DNCにより「とんぼり夜市」を開催するが、感染拡大のため途中で中止に。(11月20日~)
2021年(令和3)
「映画えんとつ町のプペル」キャンペーン、シャッターギャラリーなどが好評。(1月)
「コロナからミナミを復興する商人の会」を結成、大阪市長に要望書。(2月4日)
「商人の会」が感染対策マニュアルを制作、実践店に合格ポスターを配布。(3~5月)
当商店会独自のワクチン接種会を実施。(7月5日・26日)
げん骨オブジェに「大阪・関西万博2025」マークを設置。(10月~)
「ワクチン・検査パッケージ」技術実証に参加する。(10月25日~29日)
「TEAM EXPO 2025」の共創プログラムに参加する。(11月22日~)
顔認証社会実験を行う。(12月7日~26日)
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